完全無機質のガラス皮膜を形成することが出来る車専用のコーティング剤”ナノグラスベール”は主成分に「パーヒドロポリシラザン」を使用し、大気中の水分と反応してシリカガラスに転化する原理を利用したコーティング剤です。
酸化や劣化することなく簡単なメンテナンスで、長期間その輝きは衰える事無く驚異の耐久性を誇ります。ポリシラザンが形成する硬いガラス皮膜で、錆・洗車キズの防止や鳥の糞・虫の付着、水アカ汚れ等も簡単に取り除くことが出来ます。

また、ガラス皮膜ならではの輝きと艶は、ライト系からダークな色合いまで上品でしっとり感のある光沢に仕上がります。

塗布後、常温5分くらいの放置時間で溶剤を発揮させて、その後大気中の水分と反応し、硬化していきます。
シリガラスに硬化するまでの時間は、気温や湿度に左右されますが、平均的な環境下では約2週間で密度2.0硬化シリカガラスとなります。

皮膜硬度は防汚性にも比例しており、自動車ボディに付着する水垢は、軟らかい塗装面に浸透し汚れが取れなくなります。
しかし、ナノグラスベールの高い表面硬度がこれをプロテクトし、防傷性の向上にも優れています。
※ポリシラザンの形成する皮膜硬度は9Ｈ（鉛筆硬度）ですが、塗装面の硬度により表面硬度は変わります。

従来のフッ素コート剤は溶剤（バインダー）を使用し、長期間の定着は難しく不安です。
ナノグラスベールは活性で、塗装表面に存在するＯＨ等の官能其（ＯＨ基）と化学結合するため、瞬間的に塗装の一部となり高い密着性が得られ長期間（約10年間）定着安定します。

メンテナンスも簡単、水洗いだけでＯＫ。
ひどい汚れなどで水切れが悪くなってきたら専用カーシャンプーで水洗いすれば輝きが戻ります。

SiとOHが手をつなごう（結合）としますがCH3が大きい（原子数が多い）ため結びつきが弱く、剥がれ落ちやすくなります。		堅い物質には必ずOH基が存在し、ポリシラザンのケイ素（Si）がOH基と化学結合を行い完全瞬間密着となります。よって安定した定着性・持続性を生み出します。